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【ガイドライン改定で広がる】副業・兼業の可能性について

働き方が多様化する中、「副業・兼業」を希望する労働者が増えています。今回は、その環境整備を目的としたガイドラインの改定や新たな取組みについてご紹介します。

副業・兼業ガイドラインの改定

2020年9月に改定された「副業・兼業の促進に関するガイドライン」では、副業先での労働時間の把握方法や、簡便な労働時間管理の手法(管理モデル)が明確に示されました。これにより、企業側の対応もしやすくなっています。

雇用保険・労災保険の対応強化

2020年3月に成立した法改正により、雇用保険法・労災保険法も見直され、複数の仕事を掛け持ちする人へのセーフティネットが整備されました。これにより、副業・兼業を行う労働者の保護が強化されています。

企業の情報公開と多様なキャリア支援

2022年7月のガイドライン改定では、労働者が職業を選択しやすくするよう、企業に対して副業・兼業への対応状況を公開することが推奨されています。これは、企業が人材確保・定着を目指す上でも重要な姿勢です。

厚労省の支援ツールと事例紹介

厚生労働省は、副業・兼業に関するパンフレットや届出様式例、労働時間管理の書式例などを提供し、企業や労働者が円滑に制度を活用できるよう支援しています。加えて、実際の企業の取組事例も紹介されており、実務への応用がしやすくなっています。

中高年齢者の副業支援モデル事業

2023年度からは、産業雇用安定センターによる「副業・兼業に関する情報提供モデル事業」が開始されました。この事業では、中高年齢者の副業希望者と、その人材を求める企業とのマッチングを支援しています。

まとめ

副業・兼業は、個人のキャリア形成だけでなく、企業の人材活用にもつながる重要な働き方です。法整備やガイドラインの充実により、安心して副業・兼業に取り組める環境が整いつつあります。


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