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【マイナカード】なかなか普及が進まない原因について解説

昨年11月時点でのマイナカードの交付率は53.5%と政府の目標からは大幅に遅れています。

そこで、マイナカードの普及が進まない理由について解説します。

情報流出が怖いから

デジタル庁が2022年1月~2月に実施したマイナカードを取得しない理由についてのアンケートによると、

最多の回答は「情報流出が怖いから」で35%だったといいます。

 

マイナカードにある12桁の個人番号が、行政機関などの保有する個人情報と、ひも付いていることを心配する人が多いようです。

 

政府はマイナンバーに関する個人情報をひとつの共通データベースで管理しておらず
番号が漏れても芋づる式に情報を抜き取られる可能性は低いと説明しています。

 

こうした情報の周知が進んでいないことも普及を妨げているといえそうです。

申請方法が面倒だから

つぎに多い回答は31%の「申請方法が面倒だから」でした。

取得率を年齢別にみると20代や30代に比べて40代に低い傾向があります。

家庭を持つ働き手が取得しにくいことも、普及を妨げる要因の一つだといえそうです。

マイナカードにメリットを感じない

「マイナカードにメリットを感じない」と答えた人も31%いました。

マイナカードがあれば住民票、印鑑登録証明書など公的な証明書をコンビニで取得できます。

こうした利便性について浸透していないことも普及を妨げているようです。