今回は、今年令和4年10月に予定されている、
健康保険・厚生年金の適用拡大について紹介します。
適用条件の「1年以上の雇用見込み」が緩和
これまでの適用条件の1つに、「継続雇用期間が1年以上の見込み」
という内容がありました。
令和4年10月以降、この条件が「2ヶ月を超える見込み」に緩和されます。
また、特定適用事業所の条件も、
「総被保険者数が常時500人を超える」→「総被保険者数が常時100人を超える」
に拡大予定です。
令和6年10月にはさらなる拡大が予定されている
特定適用事業所の要件は、今年の10月に拡大された後、
令和6年10月にさらに拡大される予定です。
具体的には、「総被保険者数が常時100人を超える」が、
「総被保険者数が常時50人を超える」となります。
新たな被保険者を把握し、丁寧に説明しよう
企業としては、令和4年10月から新たに被保険者となる従業員を、
把握する必要があります。
その後、被保険者となる理由や、
給与から控除される金額など、丁寧な説明を行ってください。